よくあるご質問
その他
- 飼い主に飼育遺棄される理由として多いのは、どんな理由ですか。
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犬や猫の飼育遺棄として最も多いのは、⑴飼い主の高齢化/死亡と⑵引越しです。高齢化社会でありながらペットと共に入所できる老人ホームや施設が少なく、ペット可の住宅も限られることから、連れて行きたいけれど泣く泣く引き取りを希望される方も多くおられます。また他には、ペット自身の高齢化により番犬として役に立たなくなった、吠えや噛むなどの行動、子供が生まれるため、家族がアレルギーを発症した、子犬・子猫が欲しくなった…など、様々な「身勝手な理由」があります。
- ペットを他国へ連れて行く事はできますか。
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犬や猫を国外へ連れて行く場合、行き先の国で必要とされる入国検査を事前に受けたり、申請をする必要があります。その期間や内容、方法等は種により異なるため、詳しくは以下農林水産省のページをご確認ください。
<犬・猫>
https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/qanda/dogcatqaex.html
<犬猫以外の動物>
https://www.maff.go.jp/aqs/animal/index.html - 飛行機に乗せられない犬や猫の種はなんですか。
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短頭種と呼ばれる種は、呼吸器系のトラブルが発生する可能性があるため、多くの航空会社で受付不可とされています。(※受付可の時期がある場合も)
<搭乗できない短頭種の一例>
犬:フレンチ・ブルドッグ、ブルドッグ、ボクサー、シーズー、テリア、スパニエル、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズ
猫:ペルシャ、ヒマラヤン、エキゾチックショートヘア、バーミーズ - 飼っているペットがいなくなりました。どうすればいいですか。
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まずは地域の交番、警察署、愛護センター、保健所等に連絡し、迷子届を出しましょう。また、写真を載せた迷子チラシを作り、かかりつけ動物病院やスーパー等に貼り出したり、SNSで発信することでも有益な情報を得る可能性が高まります。Facebookの迷子専用掲示板やグループも活用しましょう。
地域の保護団体に写真付きで連絡したり、捜索・捕獲を委託できる有料サービスもあります。猫の場合は、近所の車の下や物置の陰、庭などで身を潜めている場合が多々あります。迷子チラシを半径500m〜1km以内の住宅にポスト投函することもオススメです。 - 野良猫への餌やりは、いけない事でしょうか。
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野良猫にとって、安定した食料は繁殖に不可欠な資源です。不妊去勢手術を伴わず、未手術の野良猫に餌を与えるだけの場合、その野良猫の繁殖をより盛んにする事に繋がりかねません。繁殖が進むと地域住民への“野良猫による被害”や、自治体への苦情が増え、地域の乳飲み子の殺処分数も増える事が推測できます。
餌を与えたい場合は、手術費用を負担する代わりに不妊去勢手術を頼める団体や活動家がいるか、情報収集・検索してみましょう。SNSでお近くの団体に直接連絡する事も、選択肢の一つです。ただし、地域によっては野良猫への給餌に関する条例があります。詳しくは「○市 餌やり禁止 条例」などで検索し、ご質問等は地域の保健所・愛護センター等にお問い合わせください。 - 動物アレルギーがありますが、直接触れ合う以外にできる事はありますか。
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はい。動物アレルギーがあっても、犬や猫のためにできることがあります。詳しくは、こちらの「活動・ボランティアの種類」をご覧ください。
- 使わなくなった犬猫用品を引き取ってもらえますか。
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ヒトノワでは物資支援の引き取りを行っていません。ただし、自治体収容施設や保護団体では、未開封のフードやベッド、トイレなど、ご不要になったペット用品や、タオル、毛布等を必要としている場合があります。一度お近くの自治体施設、または保護団体のホームページをご確認の上、必要に応じて直接お問い合わせください。
- 共働きで子猫を飼うことは難しいでしょうか。
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子猫は成猫に比べ、体重あたりに必要なエネルギー量が成猫の2倍と言われるほど、遊びなどを通じて多くのエネルギーを消費し、様々なものに興味を示します。触れ合ったりおもちゃで遊んだりする事で心身ともに成長し、狩りや社会性等の本能的スキルも身につけます。そのため成猫に比べてより長い時間をお世話にかける必要があり、長時間1匹にさせる環境で飼育する事は適切ではありません。ただし、子猫を兄弟で迎えたり、遊び相手になる先住がいる場合、または一時的な共働きなど、状況により異なりますので、一度保護団体や保護主に直接相談されることをお勧めします。
- 野良猫の「餌やり禁止」は、効果がありますか。
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餌やり自体を禁止することは、逆効果と言われています。アメリカの研究では、TNRの術後の餌やりが、猫による“迷惑行為”の苦情を減らす事がわかっています。更に、マーキングや喧嘩、鳴き声等問題行動の削減にも繋がります。そのため、手術前後の餌やりが条件であるTNR活動までも禁止してしまう条例やルールは、苦情や地域の悩みを減らす機会を奪うと言えるでしょう。
- 保護動物の所有権は誰にあるのですか。
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飼い主のいない動物を保護した場合、基本的には保護をして日々の世話等を担っている人に所有権があります。預かりボランティアに預けたり、トライアル期間などで居場所が移る場合は、所有権や移行時期を明記した誓約書を結ぶ事をお勧めします。
- 迷子犬を見つけたら、どうすればいいですか。
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犬がフレンドリーで、首輪に鑑札等飼い主の情報がついていれば、直接連絡するのも一つです。他には、警察に届けを出したり、愛護センターに報告しましょう。ただし、警察に持ち込んだ場合、交番や警察署では犬を預かれないため、別の施設に移されその後どうなったかわからなくなります。SNSの迷子犬/猫のページに写真を投稿したりして、飼い主を探すのも選択肢の一つです。その際は全身を写さず、飼い主と思われる人が見つかったら、写していない部分の説明ができるかどうか、またはその犬との写真等の証拠を持っている人か、確認しましょう。
- 子猫/野良猫を見つけたら、どうすればいいですか。
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見つけた猫が負傷している、または瀕死状態の場合は、お近くの動物病院へ連れて行きましょう。ただし、飼い主がいない猫を診る病院かどうか、事前に電話で確認するとスムーズです。
ご自身が引き取れる場合は引き取り、保護できる場合は里親さんに繋げるまで保護することも一つです。保護できない場合は、こちらをご覧ください。 - 寄付にはどんな方法がありますか。
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「ヒトノワ」へのご寄付は、こちらのページにて、クレジットカード、または銀行振り込みで受け付けています。その他には、定期開催中の譲渡会場にて、ご寄付専用の貯金箱を設置しています。ご寄付の用途等詳細は、こちらをご確認ください。
また、一般的に犬猫福祉関連機関へのご寄付を検討されている場合は、その団体や個人のウェブサイト、SNS等で公表されている寄付先をご確認ください。また、ご寄付が確実に犬猫福祉の改善に使われるよう、「ヒトノワ」を含め、寄付をされる前にその団体が何を目指し、そのためにどのような活動をしているのか、今一度ご確認頂いた上でご検討ください。 - 寄付する際の注意点はありますか。
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例えば保護団体の場合、保護動物のアップの写真だけでなく、その子の生活環境やケージが置かれた部屋(清潔で動物に配慮された環境)の写真が投稿されている場合は、そこで保護されている動物は適切な管理がされている(=ご寄付が動物や環境改善に活用されている)可能性が高いと言えます。
また、保護動物にとってシェルターで暮らす時間は、1日でも短い方が良いとされています。そのため、「同じ動物を何年も同じように可愛がりお世話している状況」よりも、その動物を譲渡する努力がされているかどうかも、判断基準の一つです。その団体の発信内容を確認し寄付先を見極めることで、皆様の大切なお金が、実際に動物が栄養価の高いご飯を食べたり、適切な医療を受けたり、飼育環境の改善、犬猫福祉の向上、行き場を失う動物を減らすためなどに使われることに繋がります。 - 物資支援は、何を送ればいいですか。
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「ヒトノワ」では物資支援を受け付けていませんが、一般的には保護団体等で、犬や猫のフード、おむつ、ペットシーツ、タオルなど、様々な物資が必要とされています。
特にフードは特定のブランドを与えているシェルターも多く、アマゾンの「ほしい物リスト」などで、必要物資を公表している団体もあります。寄付先が決まっている場合は直接ご連絡の上、必要とされている物資をご確認下さい。 - 寄付したお金は、何に使われますか。
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「ヒトノワ」に頂いたご寄付は、以下に役立てます。
(1) 個人活動家TNR支援
→個人活動家さんの「持続可能な活動」の普及を目的としたサポートで、個々の負担軽減に繋がります。
(2) 学生コミュニティの活動費
→将来的に、犬猫福祉に興味関心がある学生が繋がるコミュニティ作りを目指しています。設立後は、学生たちが学年や学校を越え「校外だからこそ実現できる活動」に取り組む活動費として役立てます。
(3) 本ウェブサイトの運営費
→ウェブサイトの運営には、サーバーのレンタル料や管理費などが継続してかかります。運営費として役立てることで、より多くの方々が犬猫福祉を知り活動を始めるきっかけに繋がります。
ご寄付に関する詳細は、こちらをご覧ください。
一般的な団体へのご寄付の使い道については、各団体にご確認ください。