よくあるご質問
野良猫のこと
- 野良猫による糞尿被害で悩んでいます。
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野良猫に庭や花壇を荒らされたり糞尿をされる場合、猫はその庭の土の質を好み、安全な場所と認識している可能性があります。近所の野良猫をTNR(不妊去勢手術を伴う地域猫活動)し、少ない頭数を維持することで糞尿被害が軽減することはよく知られています。それ以外に今すぐに取れる対策として、各都道府県の自治体ホームページに、以下PDF「猫が庭などに入らないようにする方法」が掲載されています。
また一例ですが、PDFのリストを実際に試した方によると、「ハーブ(グランドカバー)を植える」には効果があり1ヶ月以上糞尿を見なくなった、一方で「①竹・木酢液、②忌避剤、②猫よけシート」は別の場所に糞尿をするようになった、との報告もあります。そしてその方に取って一番効果があったのは、「自然と共存する思いで、庭に猫用トイレを設置した事」だったそうです。<猫が庭などに入らないようにする方法(埼玉県)>
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0716/doubutu-shitumonn-nekoganiwanihaiaranaihouhou-1.html
- 餌付けした野良猫がいて、寒くなる前に保護してほしい。
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保護団体や個人活動家は、親がいない乳飲み子/子猫、負傷猫や多頭飼育崩壊、飼育遺棄された猫など、頼る人がいない多くの猫たちを日々保護しています。あなたが可愛がって餌付けしているその子を救うためにどうすればいいか、保護団体等に相談するのも一つですが、まずはあなたにできる事をしましょう。
具体的には、まずこれ以上猫が増えないよう不妊去勢手術をすることを検討したり、近所や知人に迎えてくださる方がおられるか聞いてみましょう。猫の性格によっては、室内飼育や先住ペットがいる環境がストレスになる場合もあります。個々の特徴に合わせて、その子にとってより良い環境で暮らすにはどのような環境が良いか考え、その環境に近い里親さんを募集するのも一つです。里親さんが見つかるまでの間、家で保護できる場合は、こちらが参考になるかもしれません。 - 通勤途中で子猫を見かけました。
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保護することが適切かどうかは、子猫の年齢や状況にもよります。子猫が1匹でママ猫が見当たらなくても、人に警戒して姿を見せないだけで、近くに潜んでいる場合があります。もし発見された乳飲み子や子猫が健康的な見た目であった場合、ママ猫が育てていると思われます。ただし、明らかに逸れた、弱っている、怪我をしているなど子猫の健康状態が悪い場合は、動物病院に連れて行きましょう。乳飲み子の場合は、地域の自治体にミルクボランティアがいるかどうか連絡するのも、選択肢の一つです。ご自身でずっとは保護できない場合は、ご参考までにこちらのページをご覧ください。
- マンションの住民が野良猫に餌をやり、猫が増えて、困っています。
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猫は縄張り内で暮らし、マンションの敷地も何匹もの猫の縄張りになっていると推測されます。猫はジャンプ力に優れ、5〜10cmの隙間を通り抜けることができることから、その敷地内に猫が入らないようにする事はあまり現実的ではありません。猫が増えて住民が困っている場合、⑴今いる猫がそれ以上増えないようにすること、⑵他の猫が移り住まない様にすること、の2点から、それらの猫をTNRすることを推奨します。TNRに関しては、こちらをご確認ください。また、TNRには餌付けが必要です。マンション敷地内での餌やりに関しては、TNRの趣旨と共に大家さんにご確認ください。
- 野良猫に餌やりをしていたら、庭で子猫を産みました。
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野良猫にとって、安定した食料は繁殖に不可欠な要素です。その内にメスの子猫も住み着き、約半年後には子猫を含め再び繁殖しさらに子猫を生む可能性もあります。これ以上頭数が増えないようにするには、TNR(不妊去勢手術を伴う地域猫活動)を検討しましょう。手術済みの猫であれば、毎日餌付けする事が、地域猫をサポートし他の地域から未手術猫が住み着くことを防ぐ事にも繋がります。TNRについては、こちらをご覧ください。
- 近所の空き家に野良猫が住み着いて子猫を産みました。
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“どうしたいか”にもよりますが、子猫が生まれた場合、放っておくと約半年後にはママ猫と子猫たちが繁殖し、全体の頭数が増える事になるでしょう。猫の生態とバキュームエフェクトが理由で野良猫の頭数をゼロにする事は出来ませんが、これ以上増えないようにしたい場合は、TNRをご検討ください。